共学実践塾の基本方針

先生と生徒という一方的な形ではなく、皆で考え意見を交わして学ぶ

 真実をつきとめるのは非常に難しいことです。答えを与えてもらうのではなく、皆で意見を交換し、学びあっていく場。受身ではなく、能動的に参加できる場を作りたいと思います。「教わる」のではなく「学ぶ」。毎回、課題図書を読んできていただき、皆で意見や感想を共有していきます。共に学ぶわけですから塾長は置きません。

毎回参加が原則。参加者には共学実践塾の塾生となっていただく

 課題図書は順を追って体系的に学びが得られるように選書しますので、原則的に毎回参加をお願いします。全員の発言時間を確保するため、定例会の定員は15名とし、16名以上希望者がいてキャンセル待ちが出た場合は、欠席者が出た時点でキャンセル待ちの方がその方に代わり塾生となり参加、欠席した方は次回からはキャンセル待ちに回っていただきます。入塾費は無しです。年1回は著者を招いて開催することを考えています。毎回の参加費から場所代を除いたものをプールして、交通費や宿泊費に当てる予定です。

自主独立

 今の社会はあらゆる分野で、依存させることにより、「考えさせない」「疑問をもたせない」「身動きが取れない」ようにしている、という側面があると考えています。その意味で自らの力で運営していくことが大事だと考えましたので、夢甲斐塾からは予算をいただかず、参加者の参加費で運営をしていく予定です。

 あえて「塾」という名称にしたのも、万が一将来夢甲斐塾がどうなろうとも、自主独立で行なっていくという意志を表したものです。

本を読むことの重要性

 日本が焼け野原から復興を遂げた要因の一つは、読書の習慣も大きい、と考えています。そういう意味でも、この塾が読書離れを食い止める一助になれば、と考えています。

 マスメディアが大事なことほど真実を伝えない、という傾向が強い現在、真実を知るには、読書・講演会・人と会い話を聞く・ネットの玉石混交の情報の中から見極めていく、という方法があると思いますが、本は後々も残るものですし、ネットと比べるとデタラメな情報は少ないでしょう。

学ぶだけではなく実践を

もう学ぶだけの時期は過ぎたと思います。行動や実践が伴わなければ、社会は変わりません。この塾では、「行動に移すこと」を意識して運営していきます。まずは、

・本を読むこと

・ネットではなく、地元の本屋さんで本を買うこと

・使い捨てのコップは使わない

・暑い時期は、クーラーだけに頼らずに扇子・団扇を持参する

など実践していき、学びの回を重ねるごとに実践を増やしていこうと考えています。

やる氣のある方にご参加いただきたい

課題図書を読んでくること、参加費を設けることなど、敢えて参加のハードルをあげています。本当にやる氣のある方にご参加いただきたいからです。以下のような方が対象になります。

・日本・山梨を良くしたい方

・本当のことを知りたい方

・家族や地域を守りたい方

・継続して学ぶ意欲がある方

・実践行動に移していこう、という意志のある方

・人の意見に耳を傾けられる方